特に幼少期・小学校低学年の間は、机に向かっていない時間にも子どもたちはどんどん学んでいます。
この事実を元に、特に発達障害のあるお子さんのご家庭では、学習と遊びを織り交ぜていただきたいと思います。
例えば、NHKニュースを見る時はリモコンを操作して「字幕」を出してください。
こうすることで子どもたちは
・文字
・画像
・映像
・音
と4つの情報から1つの事象を認識することができます。
これは余談ですが、子供たちはYouTubeを一生懸命見ますよね。あれはそもそも興味があるものを見ている+YouTuberがつくる動画は必ずと行っていいほど字幕(テロップ)がでてくるので、何について話しているのか、それがどうすごいのかなどを認識しやすいからなのです。
子どもたちが日々YouTubeを見てやっていることを、ニュースを見る時などにも活用してみましょう。
マジカルバナナで楽しみながら学習
また、ご家庭でできる学習+遊びとして「マジカルバナナ」があります。
マジカルバナナとは、昔テレビのクイズ番組でやっていたもので、「マジカルバナナ、バナナといえば黄色、黄色といえばひよこ」など言葉を連想して繋いでいくゲームです。
これをすると発達障害のあるお子さんは楽しみながら語彙を増やすことができます。(お母さんは形容詞(きれい、かわいい など)を言うようにするとより学習の幅が広がります!)
四字熟語かるた
加えて、日頃の遊びにかるたやトランプを入れてみましょう。
この時、普通のかるたやトランプを使うのではなく
・四字熟語かるた
・歴史人物トランプ
などを使ってみましょう。
四字熟語かるたや歴史人物トランプって、お父さんお母さんも使ったことが無かったらちょっと使ってみたいですよね。
今はこうした学習支援ツールが沢山ありますので、家庭学習では「学習+遊び」をキーワードに楽しみながらお子さんの学習支援をしてみましょう。